代表理事挨拶

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 令和3年、610日、坂本哲也前代表理事を引き継ぎ、一般社団法人 日本臨床救急医学会の代表理事を拝命いたしました。本学会は、平成12年に川崎医科大学理事長であられた小濱啓次先生が初代理事長となり発足いたしました。より良い救急医療の実践において多職種の連携が不可欠であることから、医師のみでなく看護師、救急隊員、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、メディカルソーショルワーカー等が参加するという特色を生かした学術団体として活動しています。

 本会発足後の20年間において、我が国の救急医療は大きく変化、発展してきました。病院前医療においては、メディカルコントロール体制の整備、ドクターカー・ドクターヘリを用いた医師・看護師の現場出動の推進、一般市民も参加する心肺蘇生法の普及が図られてきました。また、救急医療機関としては、297施設におよぶ救命救急センター(令和35月)や災害拠点病院の認可がすすめられ、それとともに救急医療に携わる多くの人材の育成が図られてきました。

 国民生活が多様化し救急医療の社会的役割が大きくなるなか、本会は、つねに臨床的な立場から学術集団としての提言等の公表、医療人材の育成、学術集会における最新の知見の議論と発信を通じて社会に貢献してきました。今後もこれらの学術的活動を推進し、救急医学・救急医療の進歩、発展、普及を図り、国民全体の保健、医療及び福祉の向上に寄与することを目的に活動を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

(令和3年7月)