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病院前救護活動における疾病の観察・処置の標準アルゴリズム
症候別救急疾患病院前救護
病院前救護活動に関わるすべての人々が、内因性救急疾患への観察・判断・処置を標準アルゴリズムに基づいて体系的に学ぶ
- 主対象職種
- 救急救命士・救急隊員
- 副対象職種
- 医師・看護師・その他病院前救護活動に関わる人
MEDIA
コースの様子
WHAT YOU LEARN
このコースで学べること
救急隊員を対象とした内因性救急疾患への標準的な観察・処置を体系的に学びます。
内因性救急疾患の病院前評価・観察・処置の標準アルゴリズム
PEMECに基づく系統的な傷病者/患者アセスメントの実践
各症候(胸痛・呼吸困難・失神等)への標準的対応
病院前〜院内連携を意識した情報収集・伝達
PEMECとは?
PEMECは疾病(内因性)傷病者に対する病院前救護活動の標準化を目指したものです。外傷傷病者に対するJPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)や意識障害傷病者に対するPCEC(Prehospital Coma Evaluation and Care)、脳卒中傷病者に対するPSLS(Prehospital Stroke Life Support)といった標準化活動が展開されていますが、このPEMECではそれらでは扱われていない呼吸困難、動悸、胸痛、めまいなどの症状・症候に対する初期対応を定めています。
PEMECコースを受講すれば総務省消防庁から発表されている緊急度判定プロトコルとも整合性をとりながら活動することができます。また上述したPCECやPSLSといったアルゴリズムへの移行もPEMECが起点になると考えています。
疾病に対するプレホスピタルケアの位置づけ
PEMECでは、症候ごとの適切な緊急度判定が行えるように工夫されています。また、脳卒中や意識障害を伴う症例ではPEMECからPCEC/PSLSへ、循環器疾患を疑う症例ではPACCへ、小児の救急疾患に対応するときにはPPMECで対応できるように設計されています。つまりPEMECは、これらの異なる概念を包括し、病院前救護における共通の基準とプロトコルを提供する重要な幹として機能する構造になっています。
関連コース略語:JATEC(外傷)/ACEC(意識障害)/ISLS(脳卒中)/ALS/PALS(小児)/JPTEC(外傷病院前)/PPMEC(小児病院前)/PCEC(意識障害病院前)/PSLS(脳卒中病院前)/PACC(急性冠症候群病院前)/BLS/ICLS
PEMEC策定の経緯
2008年、溝端康光先生(大阪市立大学大学院医学研究科 救急医学・教授、大阪市立大学医学部附属病院救命救急センター・センター長)を委員長として、初期対応標準化を図るための小委員会(PEMEC検討小委員会)が日本臨床救急医学会に設置され、議論を重ねてきました。この小委員会によって策定されたのがPEMECアルゴリズムです。検討の成果は、(株)へるす出版より「PEMEC救急隊員による疾病の観察・処置の標準化ガイドブック」として2017年に出版されました。
その後、PEMEC検討小委員会はPEMEC小委員会に改組され、さらに2021年からはPEMEC企画運営小委員会と臨床教育開発推進機構(ODPEC)が協力し、PEMEC啓蒙と普及のため活動を行っています。
HOW TO JOIN
受講の流れ
開催情報の確認
JSEMサイトのPEMEC開催スケジュールページで、受講希望エリアの開催日程を確認します。
受講資格の確認
受講者は医師・看護師・救急救命士・消防職員・海上保安官・救急隊に準じた活動を行う業務に従事する者、またはそれらの養成校の最終学年生であることが条件です。日本臨床救急医学会の会員であることが推奨されますが、必須ではありません。
ガイドブックの熟読・受講申込の手続き
『PEMECガイドブック2023』を事前に熟読のうえ(特にPEMECアルゴリズムの流れ・ハイリスク症候・内因性ロードアンドゴー等の用語)、「これからPEMECを受講したい方へ」のページに従い、各開催コースの申込手続きを進めてください。
受講・修了証の取得
コース修了後に修了証が発行されます。
EVENT
開催情報
VOICE
受講者の声
救急救命士
「内因性疾患への初期対応の基本を理解し、各地域の搬送と受入れの実施基準、病院前プロトコルに順応して、質の高い救急業務を市民に提供できると考える。」
出典:受講者アンケートより
救急外来看護師
「プレホスピタルとの共通認識をすることで、迅速な受け入れにつながり、傷病者へ適切な医療の提供ができると思います。」
出典:受講者アンケートより
PEMEC企画運営小委員会
- 委員長
髙松 純平
- 委員
安心院 康彦、中村 光伸、福岡 範恭、畑田 剛、佐藤 哲哉、朝日 美穂、沢本 圭悟、角谷 直人、藤田 基、Obs:世良 俊樹、喜多村 泰輔、南 啓介、中尾 彰太