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救急医療における精神症状評価と初期診療 Psychiatric Evaluation in Emergency Care
精神科医不在でも、精神症状を呈する患者に安全かつ安心な標準的初期診療を
- 主対象職種
- 医師・看護師(特に研修医・看護師)・救急隊員・救急救命士
- 副対象職種
- 精神保健福祉士・臨床心理士・保健師・警察官・医療系学生 等
INTRODUCTION
紹介スライド
WHAT YOU LEARN
このコースで学べること
PEECコースが生まれた背景
年間3万人を超える自殺者の、数10倍ともいわれる自殺未遂者の多くが救急医療機関に搬送されている現状を受け、日本臨床救急医学会では、平成19年に「自殺企図者のケアに関する検討委員会」(委員長 岸 泰宏)を立ち上げ、テキストの作成と講習会を開催してきました。こうした活動の中で、その必要性から、アルコールや薬物依存患者、昏迷状態の患者やトラブルを起こす患者への対応などにも範囲を広げて、平成24年に「PEEC(ピーク)ガイドブック」を作成しました。
『PEECガイドブック(改訂第2版)』は、救急外来や救急病棟・救命救急センターの医療スタッフ(とくに研修医と看護師)を対象に、精神科医のいない状況でも、精神科的症状を呈する患者へ、安全で患者にとっても安心な「標準的」初期診療ができるためのガイドブックであり、PEECコースのテキストにあたります。PEEC受講に際しましては、事前にPEECガイドブックを購入し、熟読をお願いいたします。
PEECコースがめざすこと
精神科医不在の状況(少なくとも翌朝まで)において、精神症状を呈する患者に対する安全かつ安心な「標準的」初期診療ができるようになること。対象は救急外来や救急病棟の医療スタッフ(特に、研修医と看護師)を中心に、精神保健福祉士、臨床心理士、保健師、救急隊員、医療系学生など。地域の特性(リソースの質と量)に応じた対処法を、日常診療の中から考えておく。
コースの一般目標
精神科的問題を有する救急患者に標準的な初期診療を提供するために、救急医療スタッフとして必要な医学的知識、接遇法、入院管理、リソースの有効活用、外来フォローアップへのつなぎ方をコースを通して身につける。
コースの行動目標
- 既往歴、持参薬、現病歴から、ある程度の精神科的背景を推察できる。
- 適切な距離を維持しつつ医療面接ができる。
- 短時間で必要な医療情報を収集できる。
- 診療中の患者の安全、医療者側の安全を確保する方法がわかる。
- 器質的(身体的)な問題を鑑別できる。
- 症状に応じた薬剤の選択、投与方法、副反応への対応がわかる。
- 外来帰宅か、入院加療の必要性を正しく判断できる。
- 自殺企図患者に対し、再企図を予防しつつ安全な入院管理ができる。
- 違法薬剤の使用、薬物依存への法的問題に正しく対処できる。
- 患者の社会的背景の理解とその問題への対処に他職種のスタッフと協力しつつあたれる。
- 安全に外来フォローアップへの道筋をつけることができる。
- 自死遺族への具体的な援助の方法を知っている。
- 自施設での問題点とその解決方法について考察できる。
- 地域における問題点とその解決窓口を指摘できる。
HOW TO JOIN
受講の流れ
PEECガイドブックの購入・熟読
『PEECガイドブック(改訂第2版)』(へるす出版)を事前に購入し、熟読してください。
開催予定コースの確認・申し込み
「PEECコースの開催予定」から、希望する地域・日程のコースを確認し、各コースの申込フォームよりお申し込みください。
受講者選考(コースによる)
応募多数の場合、地域・所属機関・職種のバランス等を考慮して受講者が選考される場合があります。
コース当日
講義(精神症状を呈する患者の初療アルゴリズムと精神科の現状など・約20分)とワークショップ(45分x4症例のグループ演習)を中心に、まとめ・質疑応答、ポストテストを行います(標準的な所要時間:約4〜5時間)。
修了証授与
コース終了後、アンケート記入・回収のうえ、修了証が授与されます。
EVENT
開催情報
FOR ORGANIZERS
PEECコースを開催される皆様へ
PEECコース開催申請書
- 上記フォームへご記入のうえ、日本臨床救急医学会事務所へご提出ください。
- 開催資格:PEEC-WGよりコーディネーターの任命を受けていること。
提出先
日本臨床救急医学会事務所
E-mail:jsem_jimu@herusu-shuppan.co.jp
※開催申請は上記学会事務局まで、3カ月前までにご送付ください。
その後のコース運営は、一般社団法人 臨床教育開発推進機構(ODPEC:オドペック)となります。