TRAINING COURSE

入院時重症患者対応メディエーター

入院時重症患者対応メディエーター養成講習会

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入院時重症患者対応メディエーター

入院時重症患者対応メディエーター養成講習会

重症患者と家族に対する急性期の病態理解・意思決定支援・寄り添いを担う新たな職種の育成

院内重症患者・家族対応・メディエーション・急性期
主対象職種
看護師・医療ソーシャルワーカー・臨床心理士
副対象職種
医師・救急救命士・医療資格のない事務職

VIDEO

紹介動画

WHAT YOU LEARN

このコースで学べること

重症患者の入院時における意思決定支援・家族対応・多職種連携を体系的に学びます。

01

重症患者・家族への急性期における病態理解の促進

02

重症患者・家族の治療方針に対する意思決定の支援の仕方とその実践

03

多職種それぞれのバックグラウンドを活かした効果的なメディエーション技法の習得と実践

04

重症疾患の病態理解、倫理的問題への対応、カンファレンスの運営、マニュアル作成、最新の臓器移植について

コースについて

重症患者の入院時における意思決定支援・家族対応・多職種連携を体系的に学びます。

入院時重症患者対応メディエーターの役割

突然の病気や事故により重症患者が救急搬送されたとき、その家族は強い不安や情報不足のなかで、患者の命に直結する意思決定を求められることがあります。一方、医療者側はわずかな患者情報のなかで、確定診断を待たずに病態の安定化を進めていかなければなりません。こうした状況で、家族や関係者の方に初期から寄り添い、時間に追われる医療者との間に入って、その不安や疑問をていねいに医療者につないで解決していくことによって、関係者全員が納得のいく形で入院治療を継続できるよう調整する役割を担うのが「入院時重症患者対応メディエーター」です。

支援の実際

メディエーションを要請された場合には、速やかに患者家族と面会し、まずは寄り添い、サポートの必要性と考えられる支援内容を聞きとります(二者面談)。医師(スタッフ)との二者面談も設定し、医師と家族の面談時にはできるだけ同席して対話促進の仲介を行います(三者面談)。面談を通じて、十分理解できていないと思われる病態・診療内容・治療方針についての説明を医師側に求めたり、両者が疑問に思うこと・求めるところを相手側に伝えて相互理解の促進を図り、両者の許可を得たうえで他職種の助言をもらうなどを主な業務とします。

診療報酬加算との関連

本講習は、診療報酬点数表 A234-4「重症患者初期支援充実加算」の施設基準における「医療関係団体等が実施する特に重篤な患者及びその家族等に対する支援に係る研修」に相当するものとして開催されています。講習内容における医療メディエーションについては、医療メディエーター協会(JAHM)が実施する医療メディエーター研修の内容を取り入れ、講師・ファシリテーターについても協力を得ていますが、入院時重症患者への対応に特化しているため、医療メディエーター研修とは互いに代替できるものではなく、受講による診療報酬上の扱いも異なります。

HOW TO JOIN

受講の流れ

STEP1

開催情報の確認

JSEM公式サイトまたは公式サイト(https://hmcip.umin.jp/index.html)で開催情報を確認します。定期開催は年12回(6日間)を予定し、このほか学術集会併催による開催が追加されることもあります。

STEP2

申込フォームで申し込み

各開催の受付期間中に、公式サイトに掲載される申込フォームから受講申込を行います。

STEP3

受講者選定

受講対象は、重症を含めた救急医療の現場で入院後72時間以内の早い段階で家族対応される方を想定しています。必要な医療資格等は明確に定められていませんが、職種(看護師・MSW・心理職等)や部門(救急・集中治療関連部門等)、所属施設の偏りがでないことを考慮のうえ選定されます。定員を大きく上回る応募が続いているため、必ずしも希望どおりに受講できるとは限りません。

STEP4

受講・修了証の取得

コース修了後に修了証が発行されます(代表理事・小委員会委員長・厚労科研代表研究者の3名連署)。オンライン開催の場合、修了証は終了後に送付されます。

OFFICIAL SITE

公式サイト

最新の講習会情報・申込方法は公式サイトをご確認ください。

公式サイトへ

ACTIVITY

活動実績

2,000名突破・対象拡大が進行中

2022年度より当職の配置により診療報酬(1日300点、最大3日間)の算定が可能となり、2026年5月現在で受講修了者が2,000名を突破しました。既に三次救急医療機関だけでなく二次医療機関からも募集を開始しており、今後は医療職以外の事務系職員の募集も開始予定です。また資格(と質)の維持のための定期的な更新制度を策定中です。

ORGANIZATION & HISTORY

運営組織・沿革

本講習は令和元年度より対面形式で開始し、コロナ禍による中止を経て令和3年度より主にオンライン開催で実施(令和6年度より不定期に対面形式も再開)。厚生労働科学研究(移植医療基盤整備研究事業)において内容・教材・対象等が検討され、パイロット版講習会を2019年〜2020年初頭にかけて2度開催したのち、令和4年度より(一社)日本臨床救急医学会・(一社)臨床教育開発推進機構(ODPEC)において運営されています。受講申込の受付・修了証発行等の対応及び修了者情報管理は令和7年度までは厚生労働科学研究において、令和8年度より(一社)臨床教育開発推進機構(ODPEC)において行われます。

厚生労働科学研究 分担研究班(令和7年度まで)

研究班長

横田 裕行(日本体育大学)

分担研究班長

三宅 康史(帝京大学)

分担研究班

名取 良弘(飯塚病院)/別所 晶子(埼玉医科大学総合医療センター)/和田仁孝(早稲田大学)/林 昇甫(日本臓器移植ネットワーク)/佐藤圭介(帝京大学病院)

令和8年度(2026年4月)より、本講習・本ウェブサイトは(一社)日本臨床救急医学会 教育研修委員会入院時重症患者対応メディエーター養成小委員会、(一社)臨床教育開発推進機構(ODPEC)のもとで運営されます。